TOYOTA GAZOO Racing
86/BRZ Race 参戦レポート
2021 第2戦 富士スピードウェイ
日時:2021年5月7日(金)~5月9日(日)
場所:富士スピードウェイ
イベント名:TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 第2戦富士スピードウェイ
5月7日~9日、富士スピードウェイにて86/BRZレースが開催され、東海地区スバルグループ自動車部として2021年シーズン初戦となりました。このレースはプロドライバーも参戦する人気の高いシリーズで、コロナ禍の中、エントリー総数116台、我々が参戦するクラブマンオープンクラスは、57台のエントリーがあり、12台が予選落ちになる大変厳しいレースとなりました。その中で今年度の社員ドライバー半田店CLA葉賀大輔は、富士スピードウェイ2回目の走行にもかかわらず、コースコンディションがヘビーウェットの中、7日の専有走行は9位という素晴らしい順位で終えることができました。8日の予選は、前日の雨は夜中に上がり路面はほぼドライ、メカニックが練習走行時に変更したセッティングも当たり、オープンクラス第2グループ27台中13位、総合23位という好結果で予選を通過することができました。9日の決勝の路面はドライ、予選にて1秒以内のタイムに、19台がひしめき合い大混戦が予想される中、スタートも決まり決勝レースが始まりました。レース途中ベテランのドライバーとバトルを繰り返し、1コーナーにてブレーキング競争でパッシング、他のバトルでは、シケインで接触もあったが抑えきり、4台を抜き21位でゴールすることができました。次回の参戦は、練習走行も十分で、ホームコースとしている第8戦鈴鹿(9/17~9/19)。鈴鹿では今回以上の成績を目指したいと思います。
走行後溶けたタイヤをドライヤーで炙りながらスクレーパーで剝がす作業をしている様子。ピックアップと呼んでいるが、このタイヤ粕を取ることでハンドリング向上、タイムアップにつながる。この日はスーパーGTのピックアップが多く路面の状態は悪かった。
練習走行1回目が終わり走行中の挙動、ドライバーのフィーリング、タイムを総合的に考慮しセットアップの変更。リヤの足回りを中心に高速コーナー(100R)に合わせトーの変更を行った。2回目の走行で好結果が出て予選はこの状態で戦うことに決定。
ピットパドックの様子。メンテナンスもこちらで行う。足回り、ブレーキ、など全てリジットラックを使用してメンテナンスする。
ピットレーン走行前集合の様子。各社オリジナルの旗、のぼりでアピール。。
23番グリッドにならびスタート前の様子。社長、STIからも応援していただきドライバーは少し緊張気味。